masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

国宝に指定される見通しの山都町の通潤橋 

「涼を求めて」国宝に指定される見通しの山都町通潤橋 ひんやりスイーツも登場

熊本 2023.08.08 19:21

NNN九州・山口ブロック企画「涼を求めて」、各県の涼しいおすすめスポットを紹介します。今回は山都町から国宝に指定される見通しとなった通潤橋と「地元を味わう」ひんやりスイーツを紹介します。

KKT宮澤奎太アナ
「ことしの夏も暑い、暑すぎる…ということで熊本県山都町にある地元の人にとってなくてはならない涼スポットご紹介します。それが、こちらです」

熊本県山都町にある国の重要指定文化財通潤橋
今年、国宝に指定される見通しとなりました。
通潤橋の完成は江戸時代にさかのぼります。水不足に悩んでいた白糸台地へ農業用水を送るために作られました。
その中心となったのが、現在の町長にあたる惣庄屋の布田保之助。
功績をたたえて橋の近くには神社が作られました。

■地元の女性
Qなくてはならないもの?
「絶対!なかったら私達の命もない。協力の心、助け合う心、創造の喜びというかこうしたらみんなが助かるぞという利他の精神を形にしたものと私は思っています」

7年前の熊本地震で被害を受けた通潤橋。2020年に復旧したものの今年7月の大雨では周辺が浸水しました。
災害に見舞われながらも完成から170年。
上を歩いて見学することもできます。

KKT宮澤奎太アナ
通潤橋の上にやってきましたこちらではきれいな川が流れていましてその奥、雄大な棚田が広がっています」

今も田畑を潤し人々の暮らしを支える通潤橋。まさに「命の水」を送っています。
ところで、通潤橋がなぜ涼スポットなのか…それは、定期的に行われる「放水」です。
しぶきをあげて一気に放たれる冷水が心も体もひんやりさせてくれます。

大迫力の放水、橋の上からも楽しめます。

KKT宮澤奎太アナ
「下からも良いんですけど上からの放水すごくないですか…?ハンパじゃない勢いで水が飛んでいってます!」

■訪れた人
「生まれて初めて見ました!感動してます!」

さらに、反対側では…。

「あ、虹見えますかね!遠くで虹が出ています!」

この日は国宝指定の見通しとなって初めての放水。県の内外から多くの人が。

■北九州から
「水がかかってきもちかった」
「水が出る瞬間が見られたので、大興奮、早く起きてよかった」

■長崎から
「指定される価値は十分あると思います。是非とも指定されてほしい」

クロアチアから
「とても感動しました。自然も含めて素晴らしい」

山都町・井手文雄教育長
「まさに命の水、生活を支える水でありますので単なる水しぶき、夏の爽やかさももちろんありますが、それに加えて命の水の大切さを感じるそういうひとときかと思います」