masami71の日記

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台風6号 熊本県の一部暴風域に「線状降水帯」発生可能性も

台風6号 熊本県の一部暴風域に「線状降水帯」発生可能性も
08月09日 18時16分

台風6号は、熊本県の一部を暴風域に巻き込みながら北寄りに進んでいます。
九州の北部では10日の午前中にかけて、発達した雨雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象台は土砂災害に厳重に警戒し、暴風やうねりを伴った高波、低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。

台風6号は、午後6時には長崎県五島市の南90キロの海上を、1時間に15キロの速さで北北西へ進んでいるとみられます。

この時間は、熊本県内の一部が暴風域に入っていて、天草市牛深で午後0時すぎに27.8メートル、阿蘇市乙姫で午後5時すぎに、熊本空港で午後1時すぎに、いずれも21.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。

7日の降り始めからの雨量は午後5時までに湯前町の横谷で400ミリちょうどに達しました。

10日明け方にかけては、非常に激しい雨が降るおそれがあり、熊本県を含む九州北部では、10日の午前中にかけて、発達した雨雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

9日1時間に降る雨の量は、いずれも多い所で熊本地方と球磨地方で70ミリ、天草・芦北地方と阿蘇地方で60ミリ、10日1時間に降る雨の量は、いずれも多い所で熊本地方と天草・芦北地方、球磨地方で70ミリ、阿蘇地方で40ミリと予想されています。

10日午後6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で熊本地方と天草・芦北地方、球磨地方で250ミリ、阿蘇地方で200ミリ、その後も雨は続き、11日午後6時までの24時間には県内全域のいずれも多いところで50ミリから100ミリと予想されています。

また、10日予想される最大風速は外海で23メートル、内海と陸上で21メートル、波の高さは外海で7メートル、内海で3メートルと予想されています。

気象台は土砂災害に厳重に警戒し、暴風やうねりを伴った高波、低い土地の浸水、川の増水・氾濫に警戒するよう呼びかけています。
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