重さが1キロも ジャンボ梨「新高」の収穫が最盛期 荒尾市
10月03日 12時11分
荒尾市で大きいものでは重さ1キロを超えるジャンボ梨「新高」の収穫と出荷が最盛期を迎えています。
荒尾市はおよそ100軒の農家が栽培する県内有数の梨の産地で、なかでもジャンボ梨として知られる品種「新高」の生産が盛んです。
先月末に始まった収穫と出荷は最盛期を迎えていて荒尾市金山の尾上光洋さんの60アールの農園では尾上さんが家族とともに熟した新高の実を手でもいで収穫していました。
収穫した実は、自宅の作業場で傷がないか1つ1つ確認して重さごとに選別していました。
地元のJAによりますと、今シーズンは、実が成長する8月以降、雨が少なく暑さが続いたためやや小玉な傾向ではあるものの甘い梨に仕上がっているということです。
尾上さんは「今シーズンは台風の影響がなく収穫にこぎつけています。みなさんがおいしく食べてくださる顔を思い浮かべながら収穫作業を頑張っています」と話していました。
新高の収穫は今月中旬まで続き、今シーズンは全国に向けてあわせておよそ800トンが出荷される見込みです。