2023.11.28 19:00
熊本城天守閣前の大イチョウが見ごろ【熊本】
銀杏城の異名を持つ熊本城で由来となったイチョウ。天守閣前の大イチョウが色づきいま見頃を迎えています。
西南戦争で焼け残った脇芽が成長したとされるこのイチョウはコロナ禍という令和の困難を乗り越え多くの...
【郡司琢哉アナウンサー】
「暗がり通路を抜け天守閣前にあるこちらのイチョウがいま見頃を迎えています」
加藤清正公お手植えと伝わり、西南戦争で天守閣とともに焼失後、脇芽が成長したとされる天守閣前の大イチョウ。
現在は幹回りが12.3メートル、高さが21.5メートルです。
見頃を迎えた今日は、色づいた葉を手にして写真に収める人や、落ち葉を投げて遊ぶ子どもたちの姿が見られました。
【観光客】
「これを見に来たんですよ」(実際ご覧になってどうですか?)「すばらしいですね。終わりがけかと思ったんですが、まだまだ(きれい)ですね」
この大イチョウ、熊本地震から3年間は工事関係者しか見ることができず、2019年、観覧が再開されたものの、その翌年からコロナ禍に見舞われ客足も遠のきました。
今年は久しぶりに多くの観光客を迎える中での黄葉。歴史を見守って来た大木の周りに楽しげな声が響いていました。