熊本県内のインフルエンザ、前週から1・23倍の3750人 警報レベル上回る流行続く
熊本日日新聞 | 2023年12月14日 18:22
熊本県は14日、4～10日の感染症情報を発表した。県内80定点医療機関による報告では、インフルエンザは前週の1・23倍となる3750人に増加した。定点当たりは46・88人で、警報レベル（30人）の基準値を上回る流行が続いている。
年代別では10歳未満が1794人、10代が972人。保健所別の定点当たりの報告数は有明85・75人、宇城74・83人、八代67・57人の順に多かった。
新型コロナウイルスも前週比1・41倍の251人に増加した。県健康危機管理課は、引き続き手洗いや換気、マスクの着用による感染対策を勧めている。
このほか全数報告分は結核、梅毒が各4人、つつが虫病、侵襲性肺炎球菌感染症が各2人、E型肝炎、レジオネラ症、播種［はしゅ］性クリプトコックス症、百日ぜきが各1人だった。（志賀茉里耶）
