「1.5車線って?」熊本市の交通渋滞問題!そもそも道は狭くない?『浄行寺交差点』『水道町交差点』を調査【RKK深掘り調査班】
熊本の問題や現状を独自目線で取材する「RKK深掘り調査班」。
今回は、熊本市の交通渋滞について、「道路の狭さ」に着目して取材してきました。
後生川 凛 アナウンサー「県道337号、浄行寺交差点付近に来ています。現在8時半すぎですが、この時間も交通量は多いです」
国土交通省の主要渋滞箇所にも選ばれている中央区の『浄行寺交差点付近』。実際に走行してみると…
後生川アナ「信号は青ですが、のろのろとしか進んでいません」
先に進むと…
後生川アナ「直進したいんですが、右には右折待ちの車、左にはバスがあるので、スペースはあるんですが、接触が怖くて進むことができません」
後生川アナ「前の車も車線をはみ出しています。お~…かなりギリギリのところでバスが通っています…」
車線が狭いためか車は減速、さらには前へ進みきれず、流れを止めてしまいます。
熊本はもう昔から
同じような場所は他にも。
右折レーンに行きたい車が、直進する車と電停の間を慎重に進んでいます。
タクシー運転手「熊本はもう昔から。道が狭いのは最初から分かってることだから」
タクシー運転手「直進するときは、もう後ろから並んでいくしかない」
また車の幅が特に広いバスの運転手も困っていました。
熊本電鉄 運行管理者 成田祐司さん「バスがギリギリ。第二通行帯の乗用車がちょっと左に寄ってると通りにくいなと」
成田さんは道幅を広げることでバスの定時運行が図られ「マイカーから公共交通への転換」も促進されるのではないかと話します。
熊本電鉄 成田さん「少しでもいいから道幅を広くしてもらったら、スムーズな運行ができるのではないかと思っています」