masami71の日記

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【速報中 被害状況】 地震 石川県内で48人死亡確認

【速報中 被害状況】 地震 石川県内で48人死亡確認
2024年1月2日 20時13分 

石川県によりますと、2日午後3時半の時点で今回の地震による死者が県内であわせて48人確認されたということです。

また、松村防災担当大臣は記者会見で「人的被害については、2日午後4時時点で死者48人、重傷者17人、軽傷者90人などと報告を受けている」と述べました。

NHKが各地の自治体や病院などに取材したところ、2日午前6時現在、石川県、新潟県福井県富山県岐阜県の5つの県で、複数の人がけがをし、倒壊した家屋に逃げ遅れた住民が取り残されているという情報もあるということです。

各地の被害について、随時更新してお伝えしています。

目次
《石川県》
石川県 避難所情報など
珠洲市 泉谷市長「壊滅的な被害」
石川県の災害対策本部会議が開かれ、オンラインで出席した珠洲市の泉谷市長は「4000から5000世帯は自宅に住むことができない」と状況を報告しました。

2日夕方に行われた石川県の災害対策本部会議で、能登地方の市長や町長はオンラインで出席し、状況を報告しました。このうち珠洲市の泉谷市長は「壊滅的な被害だ。珠洲市は6000世帯ほどが暮らすが、4000から5000世帯は自宅に住むことができない。安否の確認ができていない住民もいる。道路状況が悪いため避難者に物資を配るのが難しく、断水が続いるのでトイレなどの衛生状態も悪化している」と述べました。

また、穴水町の吉村町長や能登町大森町長も、多くの住民が避難しているが、水や食料などの物資が不足していると報告しました。これに対して県の担当者は道路が通行できるようになった珠洲市穴水町能登町にはトラックで、輪島市については自衛隊のヘリで物資を送ると説明しました。

一方、消防は、道路事情が悪いため給水タンク車やレスキュー車といった大型車両が目的地に到着できていないことを明らかにしました。

注目
石川県内で48人死亡確認(2日午後3時半時点)
石川県によりますと、2日午後3時半の時点で今回の地震による死者が県内であわせて48人確認されたということです。

珠洲市で20人、輪島市で10代の男性など19人、七尾市で20代の女性や50代の男女など5人、穴水町で2人、羽咋市で70代の男性1人、志賀町で90代の男性1人となっています。

また、各地で行方がわからなくなっている人の安否の確認が進められているということです。

一方、県内ではあわせて16人が大けがをしたということです。

大けがをした人は輪島市で7人、穴水町で5人、志賀町能登町でそれぞれ2人となっています。

このほか、小松市の80代の女性と、野々市市の10歳未満の女の子のあわせて2人が軽いけがをしたということです。

“石川県内で6人死亡 18人心肺停止” 警察庁(2日午後1時)
警察庁によりますと、今回の地震で、2日午後1時現在、石川県内で6人の死亡が確認されたほか、新たに輪島市で8人、珠洲市で6人、七尾市で2人、穴水町で2人のあわせて18人が心肺停止になっているということです。

七尾市 公立能登総合病院 33人搬送(1日午後8時)
震度6強の揺れを観測した七尾市にある公立能登総合病院の災害対策本部によりますと、1日午後8時現在で、33人が搬送されたということです。

このうち▽七尾市の50代の女性の死亡が確認されたほか▽重傷が2人▽軽傷は30人だということで、入院患者や医療関係者、病院のスタッフにけが人はいないということです。

病院によりますと、1日午後8時以降も骨折や切り傷、打撲を負った人たちが次々と救急車で運ばれているということです。

また、病院では地震のあと断水が続き、手術や透析ができなくなっているため、県に給水車の支援を依頼し、2日中に到着する見込みだということです。地震の際に故障して使えなくなった医療機器もあるということで、病院の担当者の女性は「地震がひっきりなしに続き、棚からものが落ちたり、水漏れで水浸しになったりしている。まずは手術ができるよう早急に水が必要です」と話していました。

七尾市の病院 3人搬送 約30人が診察に
震度6強の揺れを観測した七尾市にある恵寿総合病院によりますと、病院の外壁が壊れ、窓ガラスが割れるなどの被害が出ていて、一部の入院患者を別の部屋に移動させる対応をとっているということです。また、病院では、断水の影響で手術や透析ができなくなっているということです。恵寿総合病院には、地震のあと骨折の患者など3人が搬送されたほか、およそ30人が診察を受けに訪れているということです。

注目
輪島市能登空港で約500人が孤立状態 付近の道路寸断で
国土交通省によりますと、石川県輪島市にある能登空港は、利用客や付近の住民などおよそ500人が空港内の駐車場に避難していますが、付近の道路が寸断され孤立状態にあるということです。

能登空港地震の影響によりターミナルビルのガラスが割れたり、天井がはがれたりする被害が確認されたことから、避難している人たちは駐車場のバスやレンタカーの中で待機しています。

食料や毛布は支給されているということですが空港付近の道路が通行できず孤立状態にあるということです。

また、滑走路では深さおよそ10センチ、長さおよそ10メートル以上の亀裂が複数か所で確認され、4日まで閉鎖する予定としていますが、道路の寸断により修繕にあたるスタッフが空港にたどりつくことができず、復旧の見通しは不透明の状況だということです。

避難も雪解け水を飲んでしのいで…
石川県輪島市町野町に住む川原伸章さんによりますと、地震で町内に通じる道がすべて寸断され、住民たちが孤立した状態になっているということです。川原さんは地震発生時、県外に帰省していて、現在、町野町に残っている親族などから電話で聞き取った情報だということです。

それによりますと住民たちは小学校の体育館などに避難しているものの、水や電気が使えず雪解け水を飲んでしのいでいるということです。また食料も燃料も少なくなっていて、支援を求めているということです。