masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

地球大変動の衝撃 第2集 スーパー台風"海の異変"の最悪シナリオ

昨日総合2014年8月31日(日)午後9時00分〜9時49分 第2集 「スーパー台風」がありました。
日本列島に記録的な豪雨や土砂災害をもたらす、強力な台風が相次いで襲来しています。
最新の研究からは、台風が突如強大化し、「スーパー台風」へと発達する「急速強化」とよばれるメカニズムの存在が明らかになってきました。
そして、これまで経験したことのないような暴風と高潮が日本を襲う「最悪のシナリオ」も見えてきました。

アメリカを襲った「カトリーナ」(2005)、900万人近くが被災したシドル(2007)、フィリピンで観測史上最速の暴風・風速90m/sを記録した「ハイエン」など、通常の台風を遙かに上回る破壊力をもつ「スーパー台風」が近年多発しています。
地球上で最も多くの台風が生まれているのが、日本の南3000kmの太平洋上。
暖かい海面水温と東西からぶつかり合う大気の流れが、直径1000kmを超える台風を次々と発生させ、「ハイヤン」も生み出した。海上の観測ブイのデータから浮かび上がったのは、通常より深くまで広がって
いた暖かい海水の存在です。
台風に水蒸気を供給し続け、急激に気圧が降下する「急速強化」が起きていたのです。
さらにアメリカでは、航空機による長時間観測によって風速が一気に30m/s強まる「急速強化」の過程がとらえられました。
通常の台風の2倍以上の上昇気流「対流爆発」が発生し、加速度的に風速が強まっていました。
台風は、熱帯の海にたまった熱エネルギーを温帯に循環させ、均衡を保とうとする地球の巨大なシステムの一部でもあります。
しかし、今後も海水温が上がり続ければ「スーパー台風」が頻発し、日本を襲う可能性が高まってます。
暴風によって送電網の鉄塔が倒れ大規模停電が発生、高潮で都心まで浸水・・・、
最新のシミュレーションからは大都市の新たなリスクが見えてきました。