masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

「赤ちゃんポスト」問題

今日は朝から大変晴れてお昼から暑くなりますね。
熊本では「こうのとりのゆりかご」が問題になってますけど、熊本市も行政も逃げ腰で、この問題を根本的には避けてます。
正面と向き合って本腰を入れていかないと、良い解決方法が見いだせないでしょう。
一民間病院の慈恵病院が設置した「赤ちゃんポスト」について熊本市がどうのこうのと平成23年10月からことし3月までの2年半の運用のあり方について、弁護士や有識者など外部の委員でつくる熊本市の専門部会をつくり、まとめたとのこと。
▼運用開始からおよそ7年間で預け入れは、101人に上っています。
▼この2年半の預け入れは、男女10人ずつの20人で、人数はこれまでの期間と比べて半分以下に減っています。
また、▼20人のうち、身元がわからないのは8人と全体の40%を占めていて、
これまでの期間よりも2倍近い割合に高まっています。
さらに、▼危険を伴う自宅出産の割合が60%を占めていて、これまでのおよそ2倍に増えていて、新たな課題となると懸念を示しています。
報告書では、「子どもが実の親を知る権利は保障されなければならず、匿名を貫くことは容認できない」として、実名を前提とした預け入れを検討するよう重ねて求めるとともに、匿名で預け入れに来た人にも身元の判明に向けてあらゆる努力を払うよう病院側に求めています。
しかし、実名だと預ける人が減り、最悪の場合は赤ちゃんを遺棄してしまう結果になるでしょう。
確かに、匿名で預けられた赤ちゃんが大きくなれば、当然自分の生まれた場所や親を、つまり執事を追求したくなるのは当然のことでしょうね。
これではいつまでも悲劇を回避できません。
行政がああしろこうしろというまえに、行政がこのようにならないように対策を打つべきです。
それに「性犯罪や売春などで妊娠するケースも少なくなく、実の親を知る権利を保障することが、必ずしも子どもに良いとは言えない。」など色んな問題があります。