masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

御嶽山 47人の死亡が確認


10月2日 18時43分
47人が死亡し、戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火で自衛隊などのきょうの捜索は雨のため途中で中止となりました。
警察などは登山グループの証言などから当時山に登っていて今も安否がわからない人が複数いるとみて、あす以降、捜索を再開したいとしています。
御嶽山の噴火ではきのうまでに47人の死亡が確認され、火砕流によって43人が犠牲になった平成3年の長崎県雲仙普賢岳の噴火を上回り、火山災害としては戦後最悪の被害となりました。
今回の噴火で、死亡した47人全員の身元がきょうまでに判明しました。
死因について警察は1人が噴火による熱風を吸い込んだ「熱傷死」で、ほかの46人はすべて、頭や首、背中などに噴石が直撃したことが原因とみられる「損傷死」だったことを明らかにしました。
自衛隊と警察、消防はきょう午前6時すぎから1000人あまりの態勢で山頂付近の2つのエリアで捜索を再開しましたが、山頂付近で雨が降り出したため、昼前に捜索を中止しました。
長野県木曽町によりますと、家族などから役場に問い合わせがあり、今も連絡が取れない人が20人以上いるということです。
この中には実際に山に行ったのかどうかはっきりしない人も含まれているということで、町では確認を急いでいます。
一方、警察は「御嶽山に一緒に登った仲間が戻ってこない」という登山グループの証言や登山口の駐車場に停められたままの車があることなどから、当時山に登っていて今も安否がわからない人が複数いるとみています。
自衛隊や警察、消防は天候や火山の状況を見極めながら、あす以降、捜索を再開したいとしています。