masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

済生会熊本病院で負傷者449人を受け入れ

14日の地震後間もなく、熊本病院では負傷者の受け入れた。
熊本病院で負傷者449人を受け入れ、済生会病院から医療チームも派遣
済生会本部事務局に設置された災害対策本部
熊本地震の被害を受け、熊本市南区にある済生会熊本病院(病床数400)には負傷者が続々搬送され、17日午後4時42分現在、449人に達しています。

治療の優先順位を判断するトリアージの結果、赤54、黄89など重症者が多数に上っており、5人の死亡も確認されました。
また、他病院から多数の透析患者も受け入れています。
東京都港区・済生会本部事務局に災害対策本部を設置し、熊本県支部事務局を現地連絡事務所として本部職員2人を派遣。情報収集・伝達に当たっています。
熊本病院等には、発災直後から医師・看護師を中心とした済生会独自の診療救護班を、DMATとは別に、福岡総合病院・八幡総合病院・大牟田病院・長崎病院・〈佐賀〉唐津病院・〈大分〉日田病院など九州6病院から派遣し治療に当たりました。
今後さらに全国の済生会病院に救護班の派遣を拡大していく予定です。
不足している医療・衛生材料、非常食、飲料水等については、福岡総合病院を支援基幹病院として全国の済生会施設から物資を集め、チャータートラックで順次、現地に送っています。
熊本地震災害対策本部


熊本地震発生直後の当院の対応について
4/14(木)の前震、4/16(土)の本震と、未だかつて経験したことのない2度の大地震に襲われました。
当院は、災害拠点病院、そして救命救急センターとしての 使命のもと、病院一丸となって 患者さんの救命に取り組んで参りました。
依然として余震が続きますが、当院はこれからも地域の皆様に安心をご提供できる病院であり続けたいと思います。
4月14日
21:26 震度7地震発生
◆ 外来ホールに災害対策本部立上げ、トリアージブース設置
帰宅困難者や職員家族のためにレストラン、予防医療センターの開放
◆ DMATを壊滅的な被害を受けた益城町役場へ派遣
4月16日〜4月末
1:25 マグニチュード7.3 震度7地震発生
◆ 外来ホールに災害対策本部立上げ、前震時同様、トリアージブースなどを設置
◆ 避難者、帰宅困難者のため予防医療センターやレストランを開放
済生会本部を通じて人的・物資支援の協力要請
◆ DMATを熊本市内や阿蘇地域の各避難所へ派遣
◆ 断水で地域医療機関の透析患者を延べ200名以上受け入れ
◆ 地域への支援活動として、近隣小中学校へ研修医や保健師を派遣し避難者の健康管理・指導