masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

熊本地震、そのとき天草市天草地域医療センターは

天草市天草地域医療センター外科・診療部長 高田 登
当院は震源地から離れており、幸いにも建物や医療機器に大きな被害はありませんでした。


緊急連絡網により非常招集を行い、院長を本部長とする災害対策本部を設置。
院内の点検や入院患者の安全確認などを行いましたが、当日の診療は入院・外来ともに平時と特に変わりはありませんでした。
ただ、熊本市内の病院からの入院患者の受入要請や、被災現場から離れた当院での受診希望など、地震に関連して外来患者36名、入院患者7名を受け入れました。
地震直後の4/17より5月末まで、JMATチームとして医師・看護師・薬剤師等を連日派遣しました。
特に被災地・益城町においては、当院の感染対策チームが中心となって、積極的に予防活動を行いました。
研修医も数日、その一員として被災地での医療救援活動に参加しました。
日常の診察では体験できない被災現場での災害医療に向い合い、貴重な経験になったと思います。
今回の地震で、建物の耐震性の問題や災害時の対応マニュアルの重要性が感じられました。
また、天草にとって災害対策で要となるのが「橋」や「道路」です。
被災地の道路事情はかなり深刻で、天草でこのような地震が起きた場合を想定すると、交通遮断などの問題が起こりやすい立地であることを実感しました。