2017年08月30日 17:55 現在
間近で見られるのは今だけとなります。地震で壊れ、作り直された熊本城の「しゃちほこ」がお披露目されました。
城彩苑で展示が始まったのは大天守と小天守へ設置されるそれぞれ２体の「しゃちほこ」です。
熊本地震で屋根から落ちた「しゃちほこ」は修復できる状態ではなく宇城市で鬼瓦を製造販売する「藤本鬼瓦」がおよそ５か月かけて復元しました。
「復興のしゃちほことして多くの皆さんに見て頂きたい」（熊本市 大西一史市長）
屋根に乗れば間近で見ることができない「しゃちほこ」。特徴はなんといっても「顔」、飛び出した丸い大きな目は優しそうでいて勇ましい印象も受けます。
「できたらぜひ近くで見て、表情を見て欲しいと思う。他のお城に乗っているしゃちほことはちょっと違った変わった顔をしている」（藤本鬼瓦 藤本康祐さん）
復興のシンボル熊本城。その「しゃちほこ」はさ来年の天守閣復旧をここ城彩苑で待つことになります。
