masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

バン型タクシー、熊本県内に登場

2017/9/18 13:009/18 13:29updated
県内で導入が始まったバンタイプのタクシー。セダンタイプと同じ5人乗りで、ドアはスライド式。
乗り降りしやすいよう、昇降時にはステップが出る=熊本市西区

熊本県内を走るタクシーに、バンタイプの車両がお目見えしている。
海外のタクシーを思わせる背の高い外観で多くの荷物を積め、車いすに座ったまま乗れる広さが特徴。
導入したタクシー会社は「ラグビーW杯や五輪を見据えて、国内外から訪れる観光客の多様なニーズに応えたい」と魅力アップを狙う。
車両は日産自動車の多目的商用バン。
海外でもタクシーとして採用された実績がある。
従来のセダン型と同じ5人乗りながら、3倍の荷物を乗せることができ、車いす対応タイプもある。
トヨタ自動車も同様の次世代タクシー専用車を本年度中に発売する予定だ。
県タクシー協会と熊本日産自動車によると、首都圏での採用が先行しており、県内で導入が始まったのは2013年。
現在は車いす対応車6台を含む計30台まで増えた。
各社とも運賃は通常のセダン型と同じ「普通車」という。
車いす対応車は、ユニバーサルデザイン(UD)タクシーとして国土交通省が認定し、補助金で普及を後押し。
車いすを乗せなければ5人乗りとしても使えるため、同協会は「タクシー会社と利用者の双方にメリットがある」と強調する。