masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本)カタルパ清楚に 徳富蘇峰と新島襄、絆の花

朝日新聞 清水優志 2018年5月18日03時00分
白い花をつける新島襄ゆかりのカタルパ=2018年5月15日午後4時49分、熊本市中央区大江の徳富記念園、清水優志撮影


熊本市中央区大江4丁目の徳富記念園で、新島襄(じょう)ゆかりのカタルパが白い花をつけている。
熊本県出身の言論人徳富蘇峰と小説家蘆花の兄弟は、新島が設立した京都の同志社英学校で学んだ。
蘇峰はその後熊本に戻り、1882年、現在の記念園の地に大江義塾を開いたが、一時塾生の激減で存続の危機に陥った。
諸説あるが、教え子の窮状を知った植物好きの新島はカタルパの種を蘇峰に贈り、励ましたという。
現在園内にはその子孫にあたる「2世」から「4世」までの計5本が植わる。
記念園の末次直人館長(64)によると例年5月中旬の2週間に順次見頃を迎えるが、今年は暑さの影響で数日ほど早く開花した。
4本は見頃を過ぎたが、徳富旧邸の傍らにある「4世」は今週末まで清楚(せいそ)な白い花が見られるそうだ。