2019/5/6 20:00 c株式会社熊本日日新聞社
スイゼンジナの周りを飛び交うアサギマダラ＝上天草市
渡りをするチョウとして知られるアサギマダラが、熊本県上天草市大矢野町の維和島で春の飛来シーズンを迎えた。スイゼンジナの花の周りをせわしなく飛び交う様子が見られる。
水色に黒いしま模様の羽が特徴。同島には毎年春と秋に飛来し、羽を休めていく。
観察を続けている山崎勝安さん（６８）＝同市＝によると、今季は４月１３日に初めて確認。
１０連休に入ったころから急激に増加したという。
山崎さんは「例年より２週間ほど早い。スイゼンジナの花が持てば、今月中旬まで観察できるのではないか」と話している。（大倉尚隆）
