毎年恒例の花しょうぶまつりが中止になった玉名市の高瀨裏川でハナショウブが見ごろとなっている。
同川は江戸時代に米などを運びだすのに使われた運河で、約700mに渡ってハナショウブ6万6000株が植えられている。
今年で30回目を迎えるまつりは、来年に延期された。
それでも色鮮やかな花を一目見ようと散策に訪れる人がいる。
訪れた人は「花はきれいに咲いていて心が和む」「ちょっとずつでも日常が取り戻せたらなと思う」などと話した。
見ごろは、今月14日頃までということで、玉名市などでつくる実行委員会は、訪れる人にマスクの着用や咳エチケットを呼びかけている。