masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

寒漬用大根干し最盛期 水俣市侍地区

畑の“美脚”ずらり 寒漬用大根干し最盛期 水俣市侍地区
2021/1/21 17:30 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
ずらりと天日干しされる水俣芦北地域特産「寒漬」用の大根=水俣市

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熊本県水俣芦北地域の特産「寒漬[かんづけ]」用の大根干しが最盛期。水俣市の侍地区では、畑や軒先につるされた大根が寒風に揺れている。
寒漬は、乾燥させた大根を水で戻し、しょうゆや砂糖、酢などで味付けした漬物。
材料の大根は、1週間ほど天日干しした後に塩漬けし、さらに1カ月ほど干して作る。
侍地区がある同市江添の畑では、竹などで作られた高さ1・3メートルほどのやぐらに、抜いたばかりの葉付きのものや、塩漬けした象牙色の大根が所狭しとつり下げられ、縄のれんのよう。
近くの鬼塚寿賀子さん(72)は「以前は高さ5メートル近いやぐらを建てて作っていた。
高齢化が進み、水俣の冬の風物詩の風景も少なくなった気がします」と話した。(石本智)