masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本・南関町特産の寒そうめん作り最盛期 

陽光にきらきら輝く〝白糸〟 熊本・南関町特産の寒そうめん作り最盛期 「今年も歯応えあり」

手延べして、天日干しされた寒そうめん=20日南関町の「雪の糸素麺 猿渡製麺所」(小野宏明)
 熊本県南関町で特産の寒そうめん作りが最盛期を迎えている。
時折晴れ間がのぞく20日、白糸のように手延べされた麺が幾重にも天日干しされ、陽光に輝いた。
江戸時代に製造が始まったとされる南関そうめん。
明治期には200軒以上の製麺所が軒を連ねていたが、現在では10軒が伝統的な製法を受け継いでいる。
冬場仕込みの麺は寒さで引き締まり、こしが強いという。

創業300年近い老舗「雪の糸素麺 猿渡製麺所」では、10代目の師富[もろどみ]慶太朗さん(35)が、2本の竹棒を上下左右に巧みに操りながら、麺を長さ約4メートル、太さ約0・3~0・5ミリまで延ばし、天日干しした。
師富さんは「今年も歯応えある麺ができています。これからも、全ての工程で手作りにこだわった製法を守っていきます」と話す。(小野宏明)