３日は「立春」。暦の上では春だが、県内各地で氷点下となるなど寒さの厳しい立春となった。
時雪化粧した山に映えるつらら。阿蘇市の仙酔峡では池に氷が張っていた。暦の上では春だが、けさの最低気温は阿蘇市で氷点下２．３度、熊本市でも２度まで下がるなど寒さ厳しい立春の朝を迎えた。
熊本県独自の緊急事態宣言で特別公開が中止となっている熊本城。宮澤アナウンサー「熊本市は朝から寒いけれども、こちらの見学通路から見える熊本城飯田丸では梅が咲き始めている」
熊本城総合事務所・津曲俊博さん
「新型コロナの状況が好転すればより多くの方にご覧頂く機会ができればと思っています」
こちらは上天草市松島町。１００万本の菜の花が春を呼んでいる。今月２０日には菜の花ウォーキングが行われ花を持ち帰ることもできる。
天草の春といえば、もうひとつ。天草市の大宮地川で春を告げるシロウオ漁が始まった。
川に沈めた網をころ合いを見て引き上げるとかごの中にはシロウオが。
シロウオ漁３０年の本田秀樹さん
「毎年のことだけど、春だなという感じだね」
シロウオ漁は３月末まで続き、天草市内の鮮魚店などに出荷される。
