masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

特産ナシの袋かけ、真っ盛り 氷川町

2021/5/25 20:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社

小さなナシの実に、袋をかぶせる稲田敏美さん=氷川町

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熊本県氷川町で特産のナシの袋かけ作業が盛んだ。ナシ農家が6月上旬まで、直径3~5センチに育った青い実に一つ一つ手作業で袋をかぶせている。
JAやつしろによると、氷川町のナシ農家は大野地区を中心に約80戸。品種の特性に合わせて新高と新興は袋をかぶせ、豊水幸水、あきづきなどはかぶせずに栽培している。
氷川町大野の農園(計約2ヘクタール)でナシを栽培する稲田敏美さん(68)は22日、妻と親戚の4人で、袋のかけ忘れがないか念入りに確認。
高さ約1・8メートルのナシ棚の実に、耐水加工された袋をかぶせ、針金で縛って枝に固定していった。
稲田さんは「今年は病害が少なく生育が順調で、よく実が付いている。
災害もなく、出荷まで順調に育ってほしい」と目を細めた。
今後、実がこすれないよう枝に粘着テープなどの緩衝材を貼る作業と、摘果作業を並行して続ける。
早い品種は7月上旬から収穫する。(元村彩)