09月07日 11時57分
熊本県苓北町では、酸味のあるさわやかな風味が特徴で、緑色をした小ぶりな「ごくわせみかん」の出荷が始まりました。
苓北町では天草灘に面した温暖な気候をいかして４０軒ほどの農家が露地で温州みかんを栽培し、「夢っ子」というブランド名で出荷しています。
今シーズンの出荷初日となる７日、地元のＪＡの選果場で、およそ１３トンが選果にかけられました。
作業員は、ところどころ黄色く色づいた直径５センチほどの緑色のみかんを手に取り、色つやや、表面にキズがないかなどを手際よく確かめていました。
ＪＡれいほくによりますと、ことしは天候に恵まれ生育が順調で、酸味と甘みのバランスが取れたおいしいみかんに仕上がっているいうことです。
ＪＡれいほく果樹指導員の本田幸一さんは「コロナ禍ではありますが、みかんをたくさん食べて元気をだしてもらいたいです」と話していました。
ＪＡれいほくでは今月末までにおよそ１１０トンを主に関東地方に向けて出荷するということです。
