8日朝 都心へ向かう鉄道走る3県の駅で人の数増
タクシー事業者 コロナ禍で稼働台数7割程度に
今回の地震で、国土交通省は駅前にタクシーを待つ人の列ができていることを確認し、8日未明に「全国ハイヤー・タクシー連合会」などを通じて東京や千葉県、神奈川県、埼玉県のタクシー事業者に対し、駅にタクシーをできるだけ配車するよう要請しました。
事業者も対応を急いだものの、東京ハイヤー・タクシー協会によりますと、非番の運転手を手配し台数を増やすのは難しい上に、新型コロナウイルスの影響で夜間の人手が少なく、タクシーの稼働台数はコロナ禍の前と比べて7割程度と慢性的に台数に限りがある状態で、要請に迅速に対応するのは難しかったということです。
事業者も対応を急いだものの、東京ハイヤー・タクシー協会によりますと、非番の運転手を手配し台数を増やすのは難しい上に、新型コロナウイルスの影響で夜間の人手が少なく、タクシーの稼働台数はコロナ禍の前と比べて7割程度と慢性的に台数に限りがある状態で、要請に迅速に対応するのは難しかったということです。
都内大手タクシー会社 午前3時ごろまで空車なし
都内の大手のタクシー会社でも地震により帰宅できない人からの予約が相次ぎ、当時稼働していたタクシーおよそ4500台が8日午前3時ごろまで空車がなくなる状態で、8日朝までの24時間の配車件数は通常の1.5倍となるおよそ3万件に上ったということです。
予約の電話が入っても手配できる空車がなく断ったケースも相次いだということで、担当者は「乗務員は利用者を自宅に送り届けて休むことなくまた迎えに行くことの繰り返しで大変だったと思う」と話していました。
予約の電話が入っても手配できる空車がなく断ったケースも相次いだということで、担当者は「乗務員は利用者を自宅に送り届けて休むことなくまた迎えに行くことの繰り返しで大変だったと思う」と話していました。