なぜ？熊本市中心部アーケード地下の空洞 新たに３３カ所見つかる
熊本市中心部のアーケード地下に、新たに３３カ所の空洞が確認されました。
熊本市は、１９日深夜から空洞を埋める工事を始める予定です。
ことし６月、熊本パルコ跡地の解体工事中、下通アーケードの地下で空洞が見つかったことを受け熊本市は、下通、上通、新市街のアーケード約１・１キロの地下をレーダーやカメラで調査しました。
その結果、新たに確認された空洞は下通で１９カ所、上通で１２カ所、新市街で２カ所の計３３カ所。
最も大きいものは、下通と銀座通りの交差点にあり、幅４メートル奥行き３メートル、深さ４０センチです。
市は、アスファルト表面の舗装は厚みがあるため「通行に危険性はない」として通行規制は行わず、１９日深夜からセメントと砂などを混ぜたエアモルタルを充填（じゅうてん）する工事を順次行い、１０月末までに終了予定です。
市は原因について、過去の工事で埋め立てた場所が長い時間がたって空洞になった可能性があるとしながらも、直接的な原因は「不明」としています。
