“いまだけ”の光景も 市電の電停が変わる！【熊本】
2021年10月21日 19:25 現在
来月上旬完成予定、熊本市中心部の花畑広場。広場に隣接した熊本市電の電停もバリアフリー化が進められていますが前とはちょっと変わっています。
「花畑広場に隣接している市電の辛島町電停、実は先週の土曜日から３０ｍ北側に移動しているんです」（記者）
熊本市が進めるバリアフリー化で新しくなった辛島町電停。
今年５月から始まった工事で下りの電停は元の位置から移動すると同時に幅もこれまでより５０ｃｍ広くなって乗り降りもスムーズに。
更に折り畳み式のベンチも設置されています。
「本当に広くなって助かってますもうありがたいです。狭いと乗れないから」（利用客）
しかしよく見ると、熊本駅や上熊本方面に向かう上りの電停はまだ工事が終わっていないようですが…「今後ですね、あちらの既存の電停を解体しまして線路を動かした後に、また元の場所にホームを作るという工事順序になっています」（熊本市交通局運行管理課・松尾達哉課長）
完成の時期がずれたのは、辛島町電停が道路の拡幅が難しい場所にあるため。
電停の幅を広げるために上り線と下り線の電停の位置をずらす必要があったのです。
今回の工事では今しかみられない貴重な光景も！
「表面を覆っているブロックを外していますのでレールと下の枕木を見て頂けるかと思います。なかなか市電で枕木を見るところはないかなと思います」（松尾課長）
