天草郡苓北町の窯元で早くも来年の干支『トラ』の置物が作られています。
苓北町にある内田皿山焼では、毎年、天草陶石を使って干支の置き物を作っています。天草陶石を溶かして型に流し込み、乾燥させた後、余分なところを削りきれいに磨いていきます。
そして、１０時間ほど素焼きして絵付けします。
ここで作る干支の置物はかわいいデザインを伝統の白磁で作っていて、人気があります。
続いて、釉薬をつけて焼きます。
今年は初めて薄い黄色の釉薬も使用。
白磁を生かしたホワイトタイガーと、薄い黄色のトラに青と赤のリボンを付けた３種類を作ります。
この干支の置物は１１月初めから出荷し、一つ税込み１１００円で販売。製作は１２月末まで続けられ、３０００個が作られる予定です。
