masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本城行幸坂の安全対策工事が完了 歩道拡幅、通行可能に

f:id:masami71:20211102203755j:plain

2021/11/1 14:29 (JST)11/1 17:25 (JST)updated
© 株式会社熊本日日新聞社
安全対策工事が完了し、備前堀側の歩道が通行可能になった行幸坂=1日、熊本市中央区
熊本地震で被災し、車両の通行止めが続いている熊本城「行幸[みゆき]坂」の安全対策工事が完了し、1日から備前堀側の歩道の通行が可能になった。
被災を象徴し、全国から「一本石垣」として知られるようになった飯田丸五階櫓[やぐら]の展望広場も開設され、来年度着手予定の石垣の積み直し作業も見やすくなる。
熊本市熊本城総合事務所によると、行幸坂熊本地震によって長さ約70メートルの地割れができ、斜面が崩れる恐れがある備前堀側の歩道は通行止めになっていた。
市は今年4月下旬から、同歩道の約170メートルの区間で崩落を防ぐ安全対策工事に着手。
地表から約8メートルの深さにある江戸時代の遺構を傷つけないよう、地割れ部分の補強と舗装工事を進め、歩道の幅も従来の1・3メートルから50センチ拡幅した。
ただ、通行できるのは、特別見学通路の南口付近から下りのみとなる。
また、備前堀の南側に開設された展望広場からは、解体が完了した飯田丸五階櫓の石垣や、出土した加藤清正の時代に築かれたとみられる古い石垣を見ることができる。

(園田琢磨)

 

熊本地震前の行幸坂

f:id:masami71:20211102204144j:plain