masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

御坊市で震度5弱

御坊市震度5弱 市役所のほとんどの職員が建物の外に避難
12月03日 18時18分

3日午前9時28分ごろ、紀伊水道震源とする地震があり、御坊市震度5弱の揺れを観測したほか、県内の広い範囲で震度4を観測しました。

f:id:masami71:20211204193747j:plain

御坊市役所は、庁舎の建て替え工事を進めている最中で、一時、ほとんどの職員が建物の外に避難しました。
気象庁によりますと、3日午前9時28分ごろ、紀伊水道の深さ18キロを震源とするマグニチュード5.4の地震がありました。
この地震で、震度5弱の揺れを御坊市で観測したほか、県内の広い範囲で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。

県などによりますと、今回の地震で、2歳の子どもが転倒するなど、
5人が軽いけがをしました。
このうち、白浜町の幼児園では、2歳児が転倒して口を切るけがをしたほか、乳児を抱えていた保育士が転倒して右腕を打撲したということです。
また、有田市では、地震発生後に女性1人が過呼吸になり搬送されたほか、みなべ町田辺市でも、小学生1人と高校生1人が避難する際に転んで軽いけがをしたということです。

震度5弱を観測した御坊市では、市役所の庁舎が耐震基準を満たしていなかったため、職員や来庁者が建物の外に避難し、一時的に通常の業務をすべて停止しました。
御坊市によりますと、昭和48年に建てられた市役所の庁舎は耐震化されていないため、震度6から7の揺れで倒壊するおそれがあるということです。
このため、地震の直後は、庁舎内にいた職員や訪れた市民200人が外の駐車場に避難し、一時的に通常の業務をすべて停止しました。

その後、建築士の資格を持つ職員が庁舎の壁や柱などの確認を行い、大きな損壊が確認されなかったことから、午前11時20分ごろから庁舎に戻って通常の業務を再開したということです。
市によりますと、午後5時現在で、窓ガラス37枚が割れたりヒビが入ったりしたほか、1階ロビーの壁のタイルが剥がれるなどの被害が確認されているということです。
市は、週明け以降も安全に気をつけながら現在の庁舎で業務を続けることにしています。
また、市は現在の庁舎に南側に耐震基準を満たした新しい庁舎を建設中で、再来年には完成させる予定です。

f:id:masami71:20211204194037j:plain