02月12日 19時19分
熊本県では１２日、新たに５９４人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
このうち熊本市の男女合わせて６人は、医師の判断でＰＣＲ検査などを行わずに「みなし陽性」として診断されました。
一方、先月２０日と今月８日、それに１１日に発表があった感染者３人について二重にカウントされていたなどとして、その分が累計から除かれ、県内の感染者数は、延べ３万８６６０人となっています。
また、菊池保健所管内の７０代の男性と、玉名市の８０代の男性が死亡し、県内でなくなった人は１７５人となりました。
１２日発表があった感染者を市町村別にみますと、熊本市が２７４人と最も多く、八代市が５５人、宇城市が３５人、荒尾市が２３人、玉名市が２２人、益城町が１８人、宇土市が１７人、菊陽町が１６人、合志市が１５人、山鹿市が１４人、菊池市が１１人、御船町が１０人、甲佐町が１０人、天草市、上天草市、大津町がそれぞれ８人、人吉市と玉東町がそれぞれ５人、阿蘇市と、南関町、高森町、氷川町がそれぞれ４人、
水俣市、長洲町、芦北町がそれぞれ３人、小国町、嘉島町、湯前町、苓北町がそれぞれ２人、和水町、山都町、津奈木町、あさぎり町、南阿蘇村がそれぞれ１人、このほか、福岡県から県内を訪れていた人が２人でした。
また、年代別にみますと１０歳未満が１１２人、１０代が８４人、２０代が６９人、３０代が７８人、４０代が６５人、５０代が５０人、６０代が３７人、７０代が３７人、８０代が３８人、９０代以上が２４人となっていて、２０代までが全体の４５％近くを占めています。
リスクレベルを判断する指標となる「最大確保病床使用率」は１２日午前１０時時点で、県全体で５９.７％、熊本市では８１.９％となっています。
現在提供されている重症者用の病床使用率は県全体で１７.６％、熊本市で４４％となっています。
また、県内の療養者は１１日時点で合わせて９０００人で、このうち自宅での療養者は６５７１人となっています。
このほか、県内では１２日、新たに２件のクラスターが発生したと発表がありましたそれによりますと熊本市北区の保育施設で園児と職員あわせて７人、熊本市東区の障がい者施設で利用者と職員合わせて５人の感染が確認されているということです。
