ハマグリ漁 約1ヵ月ぶり再開 有明海
アサリの産地偽装問題の風評被害を受け、中止していたハマグリ漁が約1ヵ月ぶりに再開しました。
前田寛敬記者「こちらの漁協ではハマグリ漁が再開し多くの漁師たちがハマグリを採っています」
漁師「こんなにきれいなハマグリが売れないのが不思議でたまらない。
全国ではここだけですよ、昔からのハマグリは」
熊本市の川口漁協では、アサリの産地偽装問題の影響で、一度出荷した2トン分のハマグリが返品されるなど買い手がつかないとして、今月2日からハマグリ漁を中止していました。
しかし、今月24日の入札会で県産ハマグリ約1トンが落札されたため、27日からハマグリ漁を再開。
この2日間で71隻が漁に出て、合わせて1393キログラムが水揚げされたということです。
ハマグリ漁再開を喜ぶ半面、天然アサリ漁を行う古閑和春さんは
漁師
「ハマグリはきつい。アサリの方がいいですね」
桃の節句に向け需要が高まるハマグリは、3月から値段が下がるため、いち早いアサリ漁の再開を待ちます。
漁師「漁師はその日ぐらしだから、大変ですよ月給じゃないから。仕事ができないのが一番きつい。
2ヵ月はちょっと長いですね。2ヵ月で済めばいいですけど」
