新たに393人感染 400人以下は先月17日以来 2人死亡
02月28日 19時21分
熊本県では、28日新たに393人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
感染者数が400人を下回ったのは、先月17日以来です。
県内の感染者数は、これで延べ4万8577人となりました。
また、熊本市の80代の男性と有明保健所管内の70代の女性の合わせて2人が死亡し、県内で陽性となって亡くなった人は227人となりました。
県内では、28日小学校や高齢者施設で新たに3件のクラスターが発生しました。
熊本市南区の力合西小学校で児童と職員合わせて5人、中央区の高齢者施設で入所者と職員合わせてて9人、それに南区の高齢者施設で入所者と職員合わせて9人の感染が確認されているということです。
28日の感染者を市町村別にみますと熊本市が234人と最も多く、次いで八代市が51人、益城町が17人、宇城市が11人、阿蘇市と宇土市がそれぞれ10人、合志市、菊池市、大津町がそれぞれ5人、荒尾市、玉名市、上天草市山鹿市、菊陽町がそれぞれ4人、小国町と長洲町がそれぞれ3人、山都町、津奈木町、南小国町、玉東町がそれぞれ2人、御船町、嘉島町、甲佐町、氷川町、芦北町、湯前町、西原村、南阿蘇村がそれぞれ1人、それに福岡県から県内を訪れていた人が3人です。
また年代別にみますと、10歳未満が71人、10代が56人、20代が41人、30代が65人、40代が48人、50代が26人、60代が23人、70代が25人、80代が19人、90代が17人、100歳以上が2人となっていて、10歳未満が5人に1人と最も多くなっています。
リスクレベルを判断する指標となる「最大確保病床使用率」は、28日午前10時時点で、県全体で49.8%、熊本市では74.4%となっています。
また、現在提供されている重症者用の病床使用率は、県全体で16.2%、熊本市で28%となっています。