02月02日 20時33分
熊本県では2日、新たに1082人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
先週水曜日より67人多く、水曜日としては過去最多です。
一方、1日発表があった感染者1人をダブルカウントしていたとして、その分が累計から削除され、県内の感染者は延べ3万468人となっています。
また、先月27日に感染が確認され、医療機関に入院していた熊本市の90代の女性が死亡し、県内で亡くなった人は148人となりました。
県内では2日、保育所や高齢者施設など11件のクラスターが発生したと発表がありました。
それによりますと、熊本市北区の指定通所介護事業所で利用者と職員あわせて6人、熊本市南区の有料老人ホームで入所者と職員あわせて18人、熊本市東区の画図小学校で児童と職員あわせて6人、熊本市南区の保育施設で園児と職員あわせて7人、熊本市西区の私立幼稚園で園児7人、熊本市中央区の認定こども園で園児と職員あわせて
7人、中央区の別の認定子ども園で園児5人、芦北町の「くまもと芦北療育医療センター」で患者と職員あわせて5人、八代市の特別養護老人ホーム「康和苑」で入所者と職員あわせて7人、御船町の特別養護老人ホーム「グリーンヒルみふね」で10人、御船保健所管内の保育施設で園児と職員あわせて12人の感染が確認されたということです。
2日発表があった新規感染者を年代別にみますと、
▽10歳未満が153人、
▽10代が151人、
▽20代が130人、
▽30代が155人、
▽40代が159人、
▽50代が96人、
▽60代が79人、
▽70代が81人、
▽80代が58人、
▽90代が20人となっていて、
30代までが589人と全体の54%を占めています。
また、感染者を市町村別にみますと、
▼熊本市が616人と最も多く、
次いで、
▼八代市が71人、
▼玉名市が43人、
▼合志市が37人、
▼益城町が35人、
▼菊池市が34人、
▼荒尾市が27人、
▼宇土市が26人、
▼宇城市と菊陽町が25人、
▼山鹿市が19人、
▼大津町が15人、
▼天草市が12人、
▼長洲町と西原村がそれぞれ10人、
▼人吉市と嘉島町がそれぞれ8人、
▼御船町と錦町、あさぎり町がそれぞれ6人、
▼和水町と氷川町がそれぞれ5人、
▼上天草市と小国町がそれぞれ4人、
▼南関町と甲佐町がそれぞれ3人、
▼芦北町と山江村、苓北町がそれぞれ2人、
▼阿蘇市、南小国町、山都町、多良木町がそれぞれ1人、
さらに、
▼福岡県と東京都、佐賀県から県内を訪れていた人が9人となっています。
リスクレベルを判定する際の指標となる「最大確保病床使用率」は、2日午前10時時点で、県全体で64.3%、熊本市では78.7%となっています。
また、現在提供されている重症者用の病床の使用率は、県全体で14.7%、熊本市で32.0%となっています。
一方、県内の療養者は1日時点であわせて8756人で、このうち、自宅療養者は5462人となっています。