03月11日 18時10分
熊本県では１１日、新たに６８２人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
１０日熊本市が公表した感染者が取り下げられるなど３人が削除されたため、県内の感染者数は延べ５万５７５８人となりました。
一方、なくなった人は、ことし１月２６日以来、１か月余りぶりにゼロになりました。
１１日の感染者を市町村別に見ますと、熊本市が３５６人と最も多く、次いで八代市が６６人、菊陽町が４７人、合志市が３２人、宇城市、益城町がそれぞれ２１人、宇土市が２０人、玉名市、大津町がそれぞれ１６人、荒尾市が１２人、天草市、菊池市がそれぞれ１０人、氷川町が９人、山鹿市が６人、西原村、御船町、甲佐町がそれぞれ４人、人吉市、長洲町、南阿蘇村、多良木町がそれぞれ３人、上天草市、阿蘇市、錦町、あさぎり町、球磨村がそれぞれ２人、美里町、高森町、嘉島町、湯前町、水上村がそれぞれ１人となっています。
また、県外から訪れていた人が１人となっています。
また、年代別に見ますと、１０歳未満が１４１人、１０代が１３５人、２０代が６１人、３０代が１１８人、４０代が１０２人、５０代が４３人、６０代が４４人、７０代が２０人、８０代が７人、９０代以上が１１人となっていて、３０代までが全体の６７％を占めています。
県内では１１日、新たに幼稚園や小学校などで６件のクラスターが発生しました。
熊本市東区の私立幼稚園で園児６人、熊本市東区の認可外保育施設で園児と職員合わせて８人、熊本市南区の富合小学校で児童５人、熊本市北区の特別養護老人ホームで入所者と職員合わせて７人、熊本市中央区の医療機関で患者と職員合わせて７人、御船保健所管内の保育施設で園児と職員合わせて２７人の感染が確認されているということです。
リスクレベルを判断する指標となる「最大確保病床使用率」は１１日午前１０時時点で、県全体で３６.５％、熊本市では６０.２％となっています。
また、現在、提供されている重症者用の病床使用率は県全体で１８.９％、熊本市で３２％となっています。
