天草市でハマボウの木に黄色の花 小学生が群生地で観察
06月30日 12時13分
天草市では、朝早くに咲き夕方にはしぼむ一日花として知られる「ハマボウ」の木が、鮮やかな黄色の花をつけ始めました。
天草市新和町の流合川の河口周辺は、３ヘクタールの広さにおよそ１万本が自生する国内最大級のハマボウの群生地として知られています。
３０日は地元の小学６年生２７人が群生地を訪れ、ハマボウの木々の間にある遊歩道を散策したり、ところどころに咲いている花を観察したりしました。
そして、ボランティアガイドから河川改修などでハマボウが全国的に減るなか、新和町では地元の人たちが下草刈りや清掃など、保全活動を続けながら、ハマボウが生息しやすい環境を守っているという説明を受けていました。
女子児童は「１輪１輪、とてもきれいな黄色でした」と話していました。
このハマボウの花は７月いっぱい楽しめそうだということで、７月２日と３日の午前中には一般向けの観察会も開かれます。
