masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

休耕田の「大賀ハス」が見頃に 宇土市神合町



07月01日 12時17分

宇土市で「世界最古のはす」といわれる、「大賀ハス」の花が見頃を迎えています。
大賀ハスは、千葉市の遺跡で種が見つかり、およそ70年前に開花に成功したおよそ2000年前の古代のハスで、育成にあたった植物学者の名字から大賀ハスと名付けられました。

大賀ハスがあるのは、宇土市神合町の神原地区にある広さ500平方メートルの休耕田です。

地区の男性が、2年前から育て始めいまでは水田を埋め尽くすまでに増え、毎年6月に、大きいものでは直径20センチの淡いピンク色の花を咲かせます。
ハスの花は日が高くなると閉じてしまうため、朝9時ごろから見物客が訪れていました。
花の見頃は、8月いっぱいまで続くということです。
宇土市から初めて訪れた60代の女性は「暑い日が続いているので、きれいに咲きそろっている花を見ていると、気持ちがよくなりますね」と話していました。
大賀ハスを育てている田口敬二さんは「コロナ禍で大変な中、みなさんの心の癒しになればいいなと思っています。」と話していました。