紅葉シーズン 名所の五家荘も色づき始め でも観光客を呼べない…
いよいよ紅葉シーズンを迎えます。紅葉の名所として知られる熊本県八代市の五家荘も例年多くの人でにぎわいますが、今年はいつもとは違うようです。
金敏雅 記者
「葉っぱも少しずつ色づき始めいよいよきれいな紅葉を楽しめるシーズンを迎えます」
八代市泉町の「五家荘」。森や渓谷が赤や黄色に染まる熊本県内屈指の紅葉スポットです。
今年は11月の中旬ごろに見ごろを迎えるということですが、関係者は今年は観光客に来て欲しいと積極的には呼びかけられないと言います。
9月の台風14号の影響で土砂崩れや道路の崩落などが起き、「梅の木轟の滝」や「せんだん轟」など観光スポットにつながる道路が通行止めになってしまい、いまも復旧の見通しが立っていません。
特に甚大な被害を受けたのが「椛木のつり橋」などにつながる県道159号線。およそ36メートルにわたり、道路が崩れました。
山間部は道幅が狭く、対面通行が難しい箇所が多いため、例年、観光シーズンの週末などは一方通行の規制をかけることで周回できるようにしていました。
