特大の渋柿で高級干し柿作り（熊本）
特大の渋柿を使った高級干し柿作りの話題です。
天草市五和町の生産農家でつくる加工販売グループでは約２００本の木を育てています。
自然交配で偶然できた１個３５０グラム以上、大きいものは７００グラム以上にもなる特大の渋柿を、一つひとつ丁寧に収獲し、作業場に運んで手際よく皮をむきます。
関係者によりますと、今年は台風で葉っぱが落ちたため、例年より２０日ほど早く色づき始めたということです。
その後、温度と湿度を管理した部屋に干した柿は、１カ月ほどで糖度が６０度以上となり、まるで和菓子のような上品な美味しさになるということです。
出来上がった干し柿は、『芹生柿』のブランド名で出荷。
いいものになると１個１５００円ほどで販売されるます。
今年は、４０００個から５０００個の出荷を見込んでいます。
