masami71の日記

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熊本県産乾のり、出荷5割減 県漁連で初入札会


熊本県産乾のり、出荷5割減 県漁連で初入札会 少雨で生育遅れ影響
熊本日日新聞 | 2022年12月6日 12:33

今季の初入札会で、県産乾のりの色やつやを確かめる卸・加工業者ら=6日、熊本市西区
2022年の県産乾のりの初入札会が6日、熊本市西区の県漁連本所であり、県内11漁協が計約1300万枚(前年比50・1%減)を出荷した。
種付け後の少雨でノリの生育が遅れたため一部漁協が出荷を見送り、数量は過去30年で最も少なかった。
今季の養殖ノリは10月25日に種付けを開始。
11月中旬まで晴天が続いて赤潮も発生し、海水中の栄養塩が不足して生育が遅れた。
ただ、12月以降の降雨で海況は改善傾向にあり、今後は数量、品質ともに回復する見込みという。
初入札会には、全国の卸・加工業約60社の約250人が参加。
磯美人(愛知県)の石島健二社長(54)は「全国的に気象条件が厳しい中、熊本は予想以上に黒みが乗ったおいしいのりができており安心した」と話した。
今季の養殖ノリ入札は来年1月上旬に冷凍網に切り替わり、4月中旬まで計10回を予定する。
県漁連の藤森隆美会長は「昨年の半分弱のスタートだったが、無事に出荷できて安心している。
生育も改善しており、今後の入札会に期待したい」と話した。
県漁連は今季の出荷枚数8億5千万枚、販売高91億8千万円を目標としている。(中尾有希