masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

正月に「赤酒」家族で味わって 熊本市の「瑞鷹」出荷大詰め


熊本日日新聞 | 2022年12月20日 11:43



製造ラインを流れる赤酒に「屠蘇散」の袋を掛ける従業員=19日、熊本市南区瑞鷹
熊本市南区川尻の酒造会社「瑞鷹[ずいよう]」で、正月の屠蘇[とそ]用「赤酒」の出荷が大詰めを迎えている。
19日は瓶詰め作業があり、薬草を調合した粉末で、赤酒に浸して風味を出す「屠蘇散」の袋を、従業員が一つずつ
丁寧に瓶に掛けていた。
赤酒は江戸時代に細川藩が保護したことで、熊本ならではの屠蘇として定着。製造過程で木灰を加えるのが特徴で、
保存性が高まるとともに赤褐色となり、香りが増すという。
同社の赤酒には料理用もあるが、正月用は11月上旬に製造開始。
出荷数は約20万本を見込む。山下克己管理業務部長は「久々に帰省する人たちも増えると思う。
熊本伝統の赤酒を家族だんらんで味わってほしい」と話した。(谷川剛)