masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

正月の伝統行事「鬼火焼き」 天草市

正月の伝統行事「鬼火焼き」 天草市

天草市で、竹で組んだやぐらを燃やして厄を払い、ことし1年の無病息災を願う正月の伝統行事「鬼火焼き」が行われました。

天草市佐伊津町の洲の崎区では、毎年1月7日に「鬼火焼き」が行われ、ことしも港に面した広場には高さ7メートルほどの竹のやぐらが組まれました。
まだあたりが暗い午前6時半、20人ほどが見守るなか、やぐらに火がつけられると、住民が持ち寄ったしめ縄や松飾りといった正月の縁起物が収められたやぐらは、バチバチという音とともに炎が勢いよく燃え上がりました。
鬼火焼きの火で焼いた餅を食べると、1年間健康に過ごせると伝えられているということで、焼きたてをほおばる子どもや、なかには餅を持って帰り、家族とともに食べて無病息災を願うという人たちもいました。
洲の崎区の副区長金子範明さんは「地域の大切な伝統行事なので子どもたちに伝えながら、続けていけたらいいと思います」と話していました。