masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

「学生服最前線」繁忙期の工場に潜入

「学生服最前線」繁忙期の工場に潜入 多様化する最新の制服事情も
1/21(土) 8:01配信

RKK熊本放送  熊本放送
4月の入学シーズンを前に今、学生服メーカーの工場は多忙を極めています。
その製作現場の最前線とは?そして、ジェンダーフリーなど多様化が進む最新事情を取材しました。
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真新しい学生服に袖を通すのは、中学校への入学を控えた小学6年生です。

この時期、たくさんの児童たちが採寸に訪れています。

熊本県内にある小・中・高校の制服でシェア5割以上の光多(みつた)制服。
4年前に新たな工場を御船町に建設しました。

光多制服 藤 幹昭 工場長「1日およそ160着を生産しています」
光多制服が年間に手がける学生服は、およそ4万着。そのうち、中学・高校のスカートやセーラー服など、3万着以上をこの場所で作っていて、新年度を控えた今が最も忙しい時期です。

藤 工場長「1日中稼働して100メートルぐらいは切っていきます。そのぐらい切らないと間に合わない」
生地の裁断は自動化されています。型のデータを入力し、必要な枚数の生地を並べて一気にカットしていきます。

藤 工場長「繁忙期のフル稼働といった感じになります」

ー毎日毎日切って切って?藤 工場長「はい、切って切って…」
一方、手作業で行われる工程も。裁断されたジャンパースカートの上半身部分の生地を1つ1つミシンで縫い合わせているのですが…

藤 工場長「これですと、1、2、3、4、5…7パーツ付けてあります」

なんと上半身部分だけで7パーツ!

そして、形になった制服のアイロンがけです。装置に制服を着せて内側から蒸気を当てます。

最後に校章を入れたら出来上がりです。
時代の流れとともに生徒の個性を尊重できるよう変化する動きも。
こちらは小国町の小国中学校で開かれた新しい制服のお披露目会です。

元々は学ランとセーラー服の学校でした。
しかし、生徒たちが意見を出し合い男女ともブレザーにすることに。
女子はスカートとスラックスから好きな方を選ぶことができます。
小国中学校 生徒「SDGsを推進しているので、ジェンダー平等になるように男女ともに制服を着やすくするという面でこの制服を作りました」
小国中学校 生徒「新しい小国中として、歴史を作っていく制服としてありだと思う」