masami71の日記

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「鍋ケ滝」周辺の渋滞解消へ、熊本県がバイパス整備代行

「鍋ケ滝」周辺の渋滞解消へ、熊本県がバイパス整備代行 小国町の名所、観光客年間20万人超

熊本日日新聞 | 2023年3月14日 08:30


冬も多くの観光客でにぎわう鍋ケ滝。周辺の交通渋滞が課題となっている=2月、小国町
熊本県小国町は13日、観光名所の鍋ケ滝(同町黒渕)周辺の交通渋滞解消に向けた町道バイパス道路整備事業を、過疎法に基づき県が代行すると明らかにした。
観光客の急増が見込まれることから、より技術力が高い県による施工で整備を急ぐ。
同日の定例町議会で答弁した。
計画によると、バイパスは国道387号から町道下滴水線を通る現ルートの西側の山林を貫く全長1・2キロ、幅7メートル。町道沿線の住環境改善や災害時の避難道の機能も担う。
総事業費約12億円。用地買収後、2023年度にも着工する。町負担は約7千万円の見込み。
鍋ケ滝は落差約10メートル、幅約20メートル。滝の裏側を歩けることから年間20万人超が訪れる名所となっている。
一方で交通混雑によるオーバーツーリズムが課題で、町は昨年、インターネット予約制度を導入して観光客の分散化を図った。
渡邉誠次町長は「予約制とバイパス整備により、年間30万人の受け入れも期待できる」と話した。(花木弘)