masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本市に「ゾーン30プラス」交通安全対策

交通安全対策の新たな取り組みとして、「ゾーン30プラス」と呼ばれるエリアが熊本市で設置されました。
「こちらの横断歩道は『ハンプ』と呼ばれる坂道のような構造になっていて、車のスピードを緩める構造になっています」
熊本市では東区の東町地区と中央区の新屋敷1丁目地区に初めて設置された「ゾーン30プラス」。
車両の速度を時速30キロに制限する「ゾーン30」に指定されたエリア内で、坂のような傾斜をつけたり速度規制を呼びかける路面表示が整備されています。
東町地区では交差点や横断歩道など4ヵ所の道路に設置されていて交通事故を防ぐ効果が期待されています。
「前の方にハンプと呼ばれる構造物が設置されてる横断歩道が見えてきました。近づくと、ちょうど坂道のように、運転席からでも見てわかりますね」
熊本市役所 道路保全課 甲斐敬二課長)「スピード、速度の抑制が効果でして、それに伴ってさらなる安全性の向上につながるのではないかと考えています」
熊本市では、高速道路料金の支払いに利用されるETC2.0のビッグデータなどをもとに設置エリアを選んでいて、すでに着手している3ヵ所を含め、合わせて8つのエリアで整備する計画です。
なお熊本県内では、熊本市のほかに合志市水俣市の合わせて4つのエリアで整備されています。
ゾーン30プラスに設定されたエリアでは今後道路の管理者と警察で協力して対策の検証を進めていきます。
2023/03/15のニュース