患者数約２倍のクリニックも…花粉症が猛威【熊本】
花粉症シーズンが本格化し、熊本市内のクリニックでは患者の数が約２倍に増えるなど例年よりも猛威をふるっている。１７日、マスク姿で歩く街の人が困り果てていたのは…。
■花粉症歴１２年の人
「小さい頃から花粉症もち。鼻詰まりもひどいしくしゃみも止まらないし涙も…目もかゆくなるしカオス状態です」
■花粉症歴１６年の人
「きついです。毎年この季節が嫌いですね。桜とか花が咲いてきたりできれいですけど素直に喜べない感じ」
花粉症の季節が到来している。熊本では２月中旬からスギ花粉の飛散が本格化している。
日本気象協会によると１７日の雨で１８日にかけての花粉の飛散は小休止となるものの、１９日以降は大量飛散の予想に。さらにヒノキ花粉はこれからピークがはじまる。
熊本市内のクリニックでは、花粉症の患者が去年に比べ約２倍に急増したという。
■花粉症歴５年の人
「２～３週間前ぐらいに（病院に）来て最初に処方してもらった薬で症状がだいぶ落ち着きました」
■なかの耳鼻咽喉科アレルギー科クリニック・中野幸治理事長
「病院に来ると我々の場合はどういった症状がひどいかとかその方に合う薬が処方できるので病院に来てもらったほうがいい」
今年は特に子どもの発症が目立つという。花粉症の対策としてこのクリニックでは、着用が個人の判断になったマスクについてヒノキ花粉のピークも踏まえ着けることが望ましいと言う。
