05月08日 12時17分
7年前の熊本地震で大きな被害を受けた南阿蘇村の立野地区では、地元の人たちが復興への思いを込めて植えたネモフィラの花が見頃を迎えています。
南阿蘇村の立野地区は熊本地震で大規模な土砂崩れが起きるなど大きな被害を受け、地区の人口がおよそ4割減少しました。
地元の若者たちでつくる団体は、季節ごとの花で地区を盛り上げようと、新阿蘇大橋から見下ろせる畑に花を植える取り組みを去年から進めています。
1.5アールの畑には先月下旬から9000株のネモフィラが直径3センチほどの青く美しい花を咲かせています。
「立野わかもん会」の丸野隆大さんは「立野は無事に復興が進んで、もとの状況を取り戻しつつあります。ネモフィラの花をその復興の証のように感じてもらえればと思います」と話していました。
ネモフィラは見頃が続く見込みだということで、夏に向けては来月、ひまわりの種を植える予定だということです。
熊本のニュース