masami71の日記

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ソニー、熊本・合志市で27ヘクタール用地買収へ 

ソニー、熊本・合志市で27ヘクタール用地買収へ 半導体生産の新工場建設
熊本日日新聞 | 2023年5月25日 11:05

ソニーグループが、半導体生産の新工場建設に向けて合志市竹迫[たかば]で用地買収に入ることが24日、分かった。
複数の関係者によると、用地は約27ヘクタールで、子会社ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング菊陽町
の熊本テクノロジーセンター(TEC)が立地するセミコンテクノパークの北西側。民間企業が開発を進めている。
新工場は県内2カ所目の生産拠点となる。

熊本TECはスマートフォンのカメラなどに使う画像センサーを生産。
世界シェア4割以上を占めるソニーは今後の需要拡大を見込んでおり、合志市の用地でも画像センサーを生産するとみられる。投資額は数千億円に上る可能性がある。
ソニーの十時裕樹社長は18日に開いた経営方針説明会で、「画像センサーについて、これまでと次元の違う投資が必要」と強調。
ただ、市場の足元の状況は楽観的に見ていないとして、「設備投資をどのタイミングでやっていくかは見極めていく必要がある」と述べた。

新工場の着工や稼働時期などは慎重に判断するとみられる。

熊本TECに隣接する菊陽町の工業団地では、台湾積体電路製造(TSMC)の子会社でソニーも出資するJASMが半導体工場を建設中。
ソニーはJASMから画像センサーに必要な演算用ロジック半導体の供給を受ける。
合志市の新工場建設で、熊本での生産体制は大幅に強化される。(山本文子、豊田宏美、深川杏樹、内田裕之)
新工場は、生産を終了する液晶関連の工場を転用する。
次世代素材の炭化ケイ素(SiC)を使った省電力のパワー半導体で、ウェハーの大口径化(8インチ)に対応し、徹底した自動化により生産効率を上げる。