熊本県内のインフルエンザ感染者、2週ぶりに減 注意報レベルは続く
熊本日日新聞 | 2023年10月12日 19:47
熊本県は12日、2～8日の感染症情報を発表した。80定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者は、前週比196人減の997人で2週ぶりに減少した。ただこの時期としては異例の注意報レベルが続いている。
インフルエンザの1医療機関当たりの感染者数は12・46人。保健所別では有明が40・75人と最多で、宇城24・50人、菊池12・63人、熊本市10・92人と続いた。年齢別では10歳未満が56%を占めている。
同じ80定点の新型コロナウイルス感染者は前週比395人減の509人で、4週連続で減少した。
夏風邪の咽頭結膜熱（50定点）の患者数は前週比5人増の67人で例年の3倍以上となっている。有明保健所管内は1医療機関当たり4・80人で、警報レベルの3人を超えた。せっけんを使った手洗いやタオルの共用を避けるなどの対策が有効という。
