新型コロナ、前週比で半減 熊本県感染症情報 梅毒累計195人、過去最多を上回るペース
熊本日日新聞 | 2023年10月20日 11:40
熊本県は19日、9～15日の感染症情報を発表した。80定点医療機関から報告された新型コロナウイルスの感染者は、前週比244人減の265人と半減した。同じ80定点のインフルエンザは123人減の874人と2週連続で減少したものの、注意報レベルが続いており、県は感染予防を呼びかけている。
1医療機関当たりのインフルエンザ感染者は注意報の基準の10人を上回る10・93人。保健所別では、有明25・25人、天草20・29人、宇城13・33人の順に多かった。新型コロナウイルスは5週連続で減少した。
50定点報告の咽頭結膜熱は、前週から13人増加し80人。全数報告分では結核5人、梅毒4人、腸管出血性大腸菌感染症が1人確認された。梅毒は過去最多だった昨年（208件）を上回るペースで増えており、今年の累計は195人になった。（志賀茉里耶）
