masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本県内に「インフル注意報」 例年より3カ月早く

熊本県内に「インフル注意報」 例年より3カ月早く 県、早めのワクチン接種など呼びかけ
熊本日日新聞 | 2023年10月5日 18:21

 熊本県は4日、県内のインフルエンザ患者数が今季初めて県全体で「注意報レベル」を超えたと発表した。例年より3カ月ほど早く、この時期としては異例の高水準が続いている。早めのワクチン接種など予防策を呼びかけている。

 県健康危機管理課によると、9月25日~10月1日に県内80定点の医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は前週比472人増の1193人。1医療機関当たり14・91人となり、注意報の基準の10人を超えた。11保健所別のうち5保健所で基準を上回っており、多い順から有明29・63人、宇城29・33人、天草21・86人、熊本市17・16人、菊池13・63人となっている。年齢別では10代が全体の3割を占めた。

 同課によると、注意報レベルを超えるのは例年1月上旬で、10月に超えるのは過去10年で初めて。今後も拡大が続く恐れがあり、同課は「医療機関でワクチン接種が始まっているので、例年より前倒しすることも検討してほしい」とし、手洗いやマスクの着用、部屋の換気などの対策も呼びかけている。

 新型コロナウイルスは80定点で前週比115人減の904人と3週連続で減少し、インフルエンザを下回った。

 同日の県感染症情報によると、全数報告分は梅毒が5人、結核が3人、腸管出血性大腸菌感染症重症熱性血小板減少症候群日本紅斑熱が各1人、報告された。(堀江利雅)