「デコポン」収穫や販売の成功を願い「収穫祭」天草市
11月14日 11時37分
天草市で、贈答用として人気の高いハウス栽培の「デコポン」の収穫や販売の成功を願う「収穫祭」が行われました。
天草市のＪＡ本渡五和の管内では、お歳暮などの贈答用として来月１日からの販売に向け、１５軒の農家が「デコポン」の「加温ハウス栽培」に取り組んでいます。
本格的な収穫を前に、１４日は生産者やＪＡの関係者などおよそ５０人が出席して、天草市五和町の農園で「収穫祭」が行われました。
出席した人は玉串をささげたあと、収穫作業の安全や高値での取引を願って、「デコポン」をハサミで摘み取りました。
生産者の山中史憲さんは「この寒さで色づきもよくなり、見た目も味もいいデコポンになると思います」と話していました。
ＪＡ本渡五和施設デコポン部の佐藤公人部長は「燃料や肥料などの経費が上がり生産者は大変ですが、おいしいデコポンが届けられるよう、がんばっていきたいです」と話していました。
「デコポン」は主に贈答用として関東や関西、それに熊本県内にも出荷されるということです。
